技術系ソフトウェアの開発に不可欠なFOTRAN言語をはじめ、Visual BasicやCといった言語を開発言語としたソフトウェア開発を行っています。当社独自のソフトウェア開発及び販売の他に、豊富な実績と先端技術を駆使する海外エンジニアリング会社や機関と、提携したソフトウェアの販売と関連技術のサポートも行っています。

当社が取り扱っている代表的なソフトウェアとしては、米国電力研究所(EPRI)がスポンサーとなって米国CSA社が開発を続けている原子力発電プラントの安全解析コードRETRANや、米国NRCが原子力発電プラントの安全解析のために開発したRELAP5コードの使用性の向上のための自動定常状態設定[DSSI (Dynamic Steady State Initialization)]機能ソフトウェアの開発・販売を行っています。また確率論的リスク評価解析のために、米国のABSコンサルティング社で開発整備が続けられているRISKMANコードについても販売及び技術サポートを提供しています。また、原子力発電プラントの事故時の事象の推移を予測解析するための簡易シミュレーションソフトPCTRANの開発・販売を米国MST社を共に実施しております。



(1)熱水力解析及びシビアアクシデント解析

当社では、低温から高温まで変化する流体の状態変化と、それによって引き起こされる種々の物理事象を再現(シミュレート)し、事故事象の原因を分析するための、技術的なエンジニアリング・サービスを行っています。原子力発電プラントにおける物理事象は複雑であり、特に、安全性に係わる解析においては、解析結果に対する十分な信頼性が要求されます。このような場合にも、当社の豊富な知識と豊富な経験に裏付けられた技術力が注目されています。また、当社では、それらの複雑な物理事象の分析や顧客のニーズに答えるべく選りすぐりの優れた人材を擁しています。



(2)確率論的リスク評価

確率論的リスク評価[Probabilistic Risk Assessment (PRA)]は、複雑で巨大なプラント・システムが内包するリスクを評価するものです。代表的な例としては、原子力発電プラントや宇宙開発技術等の巨大システムが挙げられます。この確率論的リスク評価の概念は、個々に開発された評価手法を航空機や原子力船及び原子力発電プラントに統合化して適用され、巨大システムのリスク評価及び管理を行う上で重要な手法として確立されました。特に原子力発電プラントについては、我が国が地震国であることから、通常運転時や停止時の評価に加えて地震時の確率論的リスク評価が重要視されており、国の安全審査等に確率論的リスク評価で得られる情報を利用しようとされています。当社では、このような確率論的リスク評価の技術支援サービス及びコンサルティング・サービスを行います。